No.6 「仏・伊スーツ」
更新日:2019年6月10日

フランス・イタリアのスーツは、ラテン系スーツと呼ばれるものである。
丸みのある肩幅を広くとり、ウエストはゲルマン系スーツほどきつくない程度に絞り込みジャケットの裾が腰に密着する。
ウエストをギリギリまで絞り込み、肩を角ばらせて男らしさを強調したゲルマン系の英国スーツに対して、ラテン系仏・伊スーツは女性的ラインを加えて華やかさを表現している。
フランスはレディスの既製服作りが盛んであり、その既製服作りの下請けをしていたのがイタリアである。
スーツで男らしさや威厳を出したいなら、英国スタイル。
スーツで華やかさや艶っぽさを出したいなら仏・伊スタイル。
記事作成者:堀 雄也
オーダースーツ店「Grateful」の代表。
大阪市内をはじめ、
関西エリアを中心に様々な場所で活動。
メンズオーダースーツ1着¥55,000〜
裏地・釦などのオプション料金は全て無料。
店舗への御来店・訪問販売どちらも対応。