No.48 「続・美しい着こなし」
更新日:2019年12月9日
前回の投稿で、
欧米人と日本人の体格の違いについて少し触れたが、もう少し掘り下げていきたい。
胸板の厚みによりアームホールの位置が変わるのと同様に、肩周りのフォルムに関してもうひとつ重要な要素がある。
それは、「なで肩」か「いかり肩」かどうかである。
大まかな基準として、
首筋から10cmのところで3cm下がる、10:3のバランスが標準体型である。
これより下がると「なで肩」
これより上がると「いかり肩」
という事である。
僧帽筋か発達している欧米人は一般的になで肩が多く、日本人はいかり肩の傾向がある。
肩の傾斜に合わせてスーツを作ると非常にフィット感ある。
また自分の体型にフィットするスーツを作るには第7頸椎にぴたっと張り付くように作る事が大切である。
記事作成者:堀雄也
オーダースーツ店「Grateful(グレイトフル)」の代表。
大阪市内をはじめ、
関西エリアを中心に様々な場所で活動。
メンズオーダースーツ1着¥55,000〜
裏地・釦などのオプション料金は全て無料。
店舗への御来店・訪問販売どちらも対応。