No.46 「日本の洋服の歴史」
更新日:2019年12月9日

日本では、
明治維新後の明治5年(1872年)11月12日に洋服が礼服として採用され、
洋服記念日が制定された。
147年前である。(2019年5月30日時点)
しかし明治初期の頃、
まだまだ街中は和装の人がほとんどであった。
一般的に広まったのは、明治20年(1888年)の頃である。
フロックコートが礼装として着用され、
スリーピースのスーツが仕事着として普及した。
更に20年が経過し、
大正時代(1912年〜1925年)に入ると、
ますます洋服が浸透してきたが、
スーツはオーダーメイドが主流で高級服であった。
戦後(1945年)、スーツは機械の発達により
大量生産が可能になり、一般に広く普及した。
1960年代は、タイトなシルエットのアイビールックがトレンドになる。
1970年代は、衿幅が広く、ネクタイも幅広タイプを締めるスタイルがトレンドになる。
1980年代のバブル期は、ルーズなシルエットのダブルブレストがトレンドになる。
その後、
現在に至るまではタイトなシルエットが主流である。
肩のパッドを省いたアンコンジャケットなども人気があり、ナチュラルなスタイルがトレンドになっている。
日本の洋服の歴史は、
アメリカの模倣から始まり、時々のトレンドを追う文化である。
Grateful(グレイトフル)では、
世間的なトレンドに左右されず、
職場や社交場での礼節を重んじながら個性を出せるように、
お客様の歴史を作りあげる為の洋服を提案しております。
記事作成者:堀雄也
オーダースーツ店「Grateful(グレイトフル)」の代表。
大阪市内をはじめ、
関西エリアを中心に様々な場所で活動。
メンズオーダースーツ1着¥55,000〜
裏地・釦などのオプション料金は全て無料。
店舗への御来店・訪問販売どちらも対応。