No.29 「ネクタイの柄」
更新日:2019年6月11日

ストライプを配した柄のレジメンタル・タイは16世紀の英国連隊旗の柄である。
英国空軍のタイは、ネイビー・ホワイト・ボルドーのストライプ。
英国海兵隊のタイはネイビー・レッド・イエローのストライプ。
ストライプの色の組み合わせで、所属部隊が一目でわかるようになっている。
小紋柄に使われる王冠は、貴族の紋章である事が多い。
ロンドンを訪れた日本人ビジネスマンビジネスマンが、
ブラックとイエローを配したレジメンタル・タイを締めて行ったところ、
オックスフォード大学出身なのかと尋ねられて困惑し困惑したという話もある。
レジメンタル・タイは特定のグループの物と紛らわしくないか慎重に注意する事が大切である。
レジメンタル・タイは特定のグループを表すネクタイである。
故に、フォーマルな場面では相応しくない。
フォーマルな場面で通用するネクタイは、無地か小紋柄である。
ストライプ柄が左上から右下に下がるのは、伝統的な英国式。
ストライプ柄が左下から右上に上がるのは、
米国式でリバースと呼ばれる。
記事作成者:堀 雄也
オーダースーツ店「Grateful」の代表。
大阪市内をはじめ、
関西エリアを中心に様々な場所で活動。
メンズオーダースーツ1着¥55,000〜
裏地・釦などのオプション料金は全て無料。
店舗への御来店・訪問販売どちらも対応。